理事長あいさつ

現在、日本の医療水準は平均寿命や乳児死亡率から見ても

世界最高水準である。

2017年簡易生命表によると、

日本人の平均寿命は女性が87.26歳、男性が81.09歳で、

いずれも過去最高を更新した。

前年比で、女性は0.13歳、男性は0.11歳延び、

がん、心疾患、脳血管疾患等の死亡率が

改善したことが影響し、

厚生省は仮に、この3大死因でなくなる人がいなくなると、

女性で5.61歳、男性で6.81歳延びるという。

また、乳児(生後1年未満)の死亡率は

1000人比で1.9となり、各該当数は1761人となる。

これは世界的に見ても低い値を示していて、

この3大死因で亡くなる人がいなくなると、

女性で5.61歳、男性で6.81歳延びるという。

また、乳児(生後1年未満)の死亡率は

1000人比で1.9となり、該当数は1761人となる。

地域・社会全体の保険水準・生活水準を指し示す指標の

一つであることを考えれば、

環境が大いに改善されたことがわかる。

これは世界的に見ても低い値を示していて、

地域・社会全体の保険水準・生活水準を指し示す指標の

一つであることを考えれば、

大いに改善されたことがわかる。

さらに個人においても、生活習慣改善意識が高まり、

ことさら日本の医療水準の高さが、

これを成しているといえる。

しかし、一方で絶え間なく続く疾病構造の変化に伴い、

医療技術の高度化により、

今は国民医療費は国民所得の延びを

超えているのが現状である。

医師の先生方、多くの医療従事者が、

理想への追求を怠らず生涯をかけて

幅広く経験し、魂を込めて、

地域社会に貢献しようとしているに違いない。

それでも医師不足や少子高齢化など、

次世代にまでも問題を残さなければならなく、

課題は山積み状態である。

このようなことから、私達国民は、重大な解決を迫られ、

一人ひとりが社会の課題に回答を出していくことを

要請されていると考えるべきである。

私達フィジカルエクスプレッション協会のメンバーは、

その要請に応えるべく、健康知識の普及により、

その一端を担うものである。

身体の基礎知識の積み重ねこそ健康知識の普及と考え、

一人ひとりが、自分の健康状態と向き合い、

対話できる基礎知識の普及に貢献します。

昨今情報過多の時代、一般の患者様、クライアント、

利用者が何を手がかりにしたら良いのかがわからず、

正しい選択をすることに難渋しています。

ともすれば、正しい選択ができないことを、

医療、行政などの責任にしていしまいます。

しかし、自分たちの体の責任は自分であると

考えることができたならば、

一人ひとりが自分の健康と向き合うことができる、

より良い社会になると考えます。

次の世代に問題を引き渡すのではなく、

また、自分自身をたらい回しにしないためにも、

一人ひとりが身体の基礎知識を身につけることで、

自分自身に目を向けることができる社会の構築に寄与します。

このたび、組織の発展に伴い、法人化に至りました。

今後はより、公益性を重視し、社会的責任を担いながら、

地域全体に広く貢献したいと考えます。

一人のクライアント、

そして施術者である私達一人ひとりにある個性、

価値観、人生観、背景、環境の相互の尊重のため、

ヒトの基礎を伝えていくことが、

私達の役割であると考えます。

代表理事 高須秀一